スマホゲーム業界 相次ぐ減収減益 【3907 シリコンスタジオ】も社長交代

■【3907 シリコンスタジオ】も業績不振のため社長交代

なかなか厳しい状況が続くスマホゲーム事業。

今度は【3907 シリコンスタジオ】が業績不振により社長が引責辞任です。

10月5日のニュース記事を以下に転記いたします。

シリコンスタジオ<3907>は、10月5日付で寺田健彦社長が辞任し、取締役の梶谷眞一郎氏が代表取締役社長に就任する役員人事を発表した。

異動の理由は、寺田氏が業績不振の経営責任を明確にするため、代表取締役社長を辞任したい旨を申し出たため。なお、寺田氏は、同日付で取締役フェローに就任し、技術面から同社の企業価値向上に注力する。

(参考:Social Game Info:【人事】シリコンスタジオ、寺田健彦社長が本日付で辞任…業績不振の経営責任を明確にするため 取締役の梶谷眞一郎氏が新社長に就任

つい最近【7844 マーベラス】も業績悪化で希望退職者を募るニュースが出た直後ですので、スマホゲーム事業全体が苦しい状況に差し掛かっているのがわかります。

参考:【7844 マーベラス】リストラへ 希望退職40人募集 副社長も辞任

【7844 マーベラス】リストラへ 希望退職40人募集 副社長も辞任

2018年9月30日

【3907 シリコンスタジオ】はスマホゲームコンテンツ事業のみではなく様々な事業を行っていますが、一番の減収は、やはりスマホゲーム事業のようです。

上記ニュースが出た同日10月5日に以下のようものも出てきました。

シリコンスタジオ<3907>は、10月5日、2018年11月期の第3四半期累計(12~8月)の連結決算を発表、売上高36億9400万円(前年同期比19.2%減)、営業損益8億3100万円の赤字(前年同期8億7700万円の赤字)、経常損益8億9300万円の赤字(同8億1000万円の赤字)、最終損益7億4900万円の赤字(同4億4300万円の赤字)となった。

②コンテンツ事業…売上高3億2462万円(同75.2%減)、セグメント損益7億4100万円の赤字(前年同期4億2700万円の赤字)
第3四半期連結会計期間においてコンテンツ事業を売却した影響で大幅な減収となった。

(参考:Social Game Info:シリコンスタジオ、3Qは売上高19%減、8.3億円の営業赤字を計上 コンテンツ事業売却に伴う特別利益5400万円を計上

コンテンツ事業を売却しているんですよね。

このコンテンツ事業売却のニュースがこちらです。

シリコンスタジオ<3907>は、本日(10月5日)、7月4日付でクリーク・アンド・リバー社<4763>に譲渡した子会社スタジオリボルバー(現クレイテックワークス)の普通株式の譲渡価額が6000万円となったことを発表した。

この譲渡は、シリコンスタジオが保有するゲームコンテンツ開発および運営に係るコンテンツ事業を会社分割(簡易新設分割)により新設会社に承継させたうえで、新設会社の株式の90%をクリーク・アンド・リバー社に譲渡するというもの。なお、この株式譲渡により、シリコンスタジオは2018年11月期の第3四半期決算において、関係会社株式売却益5400万円を計上している。

(参考:Social Game Info:シリコンスタジオ、C&R社へのコンテンツ事業譲渡に伴う新設子会社の株式譲渡価額が6000万円に確定 3Q決算で売却益を計上

【4763 クリーク・アンド・リバー】に子会社を売却したようです。

ここでめちゃめちゃ気になるのが売却額です!

たったの6,000万円!

安くみえますよね・・・でも・・・

「小さなスマホゲーム事業なんてその程度の価値しかない!」ということを暗に語っている気がしてなりません。

スマホゲームの開発会社もだいぶ価値が下がってきてるんでしょうか?

売却した【スタジオリボルバー(現クレイテックワークス)】はスクエニの【BLAVELY DEFAULT FAIRY’S EFFECT】の開発を担当していたみたいですね。

これって結構有力タイトルだったんじゃないかなぁ・・・?

結構CMも盛んにやっていたような気がします。

BRAVELY DEFAULT FAIRY’S EFFECT|ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト トレイラー映像 [Rinne]

う~ん、株価見てみましょうか。

3907 シリコンスタジオ 4763 クリーク・アンド・リバー スマホゲーム

上記チャートはニュースの出た2018年10月5日から過去4か月くらいの日足チャートです。

6月に大きく下落して以降、その後は横ばい、ニュースの出た10月5日は社長交代を市場が好材料と判断してか、+80(6.88%)の大幅高、1,242円。

最近のこのゲームセクターの事業はほんとに難しくなってきていますね。

市場が熟成してきていて急成長ができなくなってきているのと同時に、開発コストの大幅上場がネックのようです。

中韓などの海外勢の台頭もありますし、次の一手がないと厳しい局面が続きそうですね。